今回は、お鍋で焼けるケーキ。しっとりとした食感が特徴の「レモンパウンドケーキ」の作り方を銅鍋てふてふを使って紹介します。

銅鍋てふてふは、厚さ4mmの底面と銅の優れた熱伝導率で、全体に均一に熱を伝えるため、お鍋でパウンドケーキがしっとりふんわりと仕上がります。

また、レモンパウンドケーキは別名ウィークエンドシトロンとも呼ばれる特別なケーキです。
今回は、この特別なケーキの由来や銅鍋てふてふの魅力、美味しいケーキを作るためのポイントも解説しますので、ぜひ最後までご覧下さい

ウィークエンドシトロンとは？

ウィークエンドシトロン(week-end-citron)は、フランス語で「週末のレモンケーキ」という意味を持つスイーツです。
レモンの爽やかな風味が特徴のこのケーキは、フランスでは週末に家族や友人と楽しむための特別なケーキとして親しまれています。

・週末の楽しみ

ウィークエンドシトロンの名前は、その名の通り週末に楽しむためのケーキとして作られたことに由来します。忙しい平日が終わり、リラックスした週末を迎える際に、家族や友人と一緒に楽しむためのデザートとして、特別に焼かれることが多かったのです。

・レモンの爽やかさ

ウィークエンドシトロンは、レモンの爽やかな風味が特徴です。フランスでは、レモンの爽やかさが週末のリラックスした時間にぴったりと考えられており、このケーキが特に好まれる理由の一つとなっています。

・家庭での手作り

フランスでは、ウィークエンドシトロンは家庭で手作りされることが多く、家族と一緒に作ること自体が楽しみの一部とされています。簡単に作れるレシピが多いため、お菓子作り初心者でも挑戦しやすいのも魅力です。

銅鍋でムラなく均一な焼き上がり！美味しさの秘密

銅鍋を使うことで、しっとりとした食感と美しい焼き色に仕上がります。
その魅力を深堀りしていきましょう。

1.銅鍋の熱伝導率がもたらす効果

銅は他の素材と比べて高い熱伝導率を誇ります。
これにより、銅鍋てふてふは温度を全体に均一に保つことができ、オーブンを使わずにガス火だけで生地全体にムラなく熱が伝わります。
この特性が、ケーキのしっとりとした食感を生み出す鍵となります。

2.優れた蓄熱性

銅鍋の特性の一つに優れた蓄熱性があります。
銅鍋てふてふは、この優れた蓄熱性によりケーキを極弱火でじっくりと焼き上げることができます。
これにより、光熱費の節約ができるだけでなく、ケーキの内部がしっとりと仕上がり、焼きムラもなくなります。
焼き上がり後も、急激な温度変化が少ないため、生地が乾燥することなく、ケーキがしっとりとしたまま馴染んでいくのを助けます。
ケーキを焼くには理想的なお鍋と言えます。

【 てふてふ1台分(1.3L) 】

■レモン　　　　　　　　・・・　1個
■溶き卵　　　　　　　　・・・　2個
■砂糖　　　　　　　　　・・・　130g
■無塩バター　　　　　　・・・　150g

材料[A]
■薄力粉　　　　　　　　・・・　150g
■ベーキングパウダー　　・・・　3g

アイシング
■粉砂糖　　　　　　　　・・・　80g
■レモン汁　　　　　　　・・・　大さじ1

【 銅鍋てふてふでレモンパウンドケーキの作り方 】

1. 鍋の底と側面にバターを塗り(分量外)、クッキングシートを貼る。
2. レモンの皮をすりおろし、果汁30mlを絞る。
3. ボウルに無塩バターと砂糖を入れ、ホイッパーで白っぽくなるまで混ぜる。
4. 溶き卵を加え、よく混ぜ合わせる。
5. (2)を入れヘラで混ぜる。
6. 材料[A]を入れ、切るようにさっくりと混ぜる。
7. てふてふに生地を流し込み、蓋をして極弱火で約50分加熱する。
8. ボウルにアイシングの材料を入れて混ぜ合わせる。
9. (7)を逆さにして取り出し、粗熱が取れたらアイシングをかけ、表面が乾燥したら完成です。

オススメ💡
ローズマリーやピスタチオダイスを飾るとさらに美味しく仕上がります🌿

今回は、銅鍋てふてふを使った「レモンパウンドケーキ」の作り方をご紹介しました。
銅鍋の優れた熱伝導率と蓄熱性により、オーブンを使わずにガス火だけでムラなく均一に焼き上がるケーキは、しっとりとした食感と美しい焼き色が特徴です。

オーブンとはまた違った美味しさの絶品レモンパウンドケーキを銅鍋てふてふで作ってみませんか。

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使用した鍋　てふてふ16 cm